COPYRIGHT(C)2000 OUR-EXISTENCE.NET ALL RIGHTS RESERVED   一歩先を行く英文法トップページ  

副詞

[1]副詞総論

[1-1]機能による副詞の分類。副詞は機能によって以下のように分類される。

① 動詞を修飾する副詞
② 形容詞、副詞を修飾する副詞
③ 文全体を修飾する「文副詞」
④ 文を修飾するとともに文と文を接続する「接続副詞」

①と②が狭義の副詞であり、「普通副詞」と呼べる。単に「副詞」という言葉が用いられるときはこれを指す。

[1-1-1]普通副詞(動詞、形容詞、副詞を修飾する副詞)に共通する特徴

①肯定文で話題化されて文頭に来ることがあるが、否定文の文頭に来ない。
②疑問文の焦点になれる(他はなれない)。
③否定文の焦点になれる(他はなれない)。
④yes or no 疑問文の答えになる(文副詞はなれる。接続副詞はなれない)。

×Quickly he didn't leave for home.①
〇He didn't leave for home quickly.③(quicklyが否定文の焦点)
彼は素早くは家に発たなかった。

Did he reply politely?②(politelyが疑問文の焦点)
彼は丁寧に返事をしたのか。

Did he reply politely or rudely?②(politely, rudelyが疑問文の焦点)
彼は丁寧に返事をしたのか無礼にしたのか。

Did he reply?
彼は返事をしたのか。
Yes, politely.(④)
丁寧にしたよ。

I didn't answer him rudely but politely.③(rudely が否定文の焦点)
私は彼に無礼にではなく丁寧に答えた。

She is not so intelligent.③(so が否定文の焦点)
彼女はそんなに知的ではない。

Is she so intelligent?②(so が疑問文の焦点)
彼女はそんなに知的なのか。
Not so.④
そうでもないよ。

[1-1-2]形容詞、副詞を修飾する副詞の特徴

①修飾する形容詞句、副詞句の程度を表す。

② enough を除いて修飾する形容詞句、副詞句の前に置かれる。enough は後に置かれる。

The play was very funny.①②(very が形容詞 funny を修飾する)
その芝居はとても滑稽だった。

He was madly in love with Mary.①②(madly が副詞句 in love を修飾する)
彼はメアリーにひどく恋をしていた。

He spoke extremely quickly.①②(extremely が副詞 quickly を修飾する)
彼はすごい早口で話した。

He didn't run fast enough to catch the train.(enough は形容詞句、副詞句の後)
彼は電車に間に合うほど早く走らなかった。

[1-1-3]文全体を修飾する副詞の特徴

①否定の影響を受けず、否定文を含めて文頭に生じえる。また、否定語より前に生じえる。
②疑問文の焦点になれない。
③否定文の焦点になれない。
④yes or no 疑問文の答えにはなる。

My watch certainly does not need fixing.(①)
僕の腕時計が修理する必要がないのは確かだ。

"Will he be there?" "Yes, probably."(④probably が yes or no 疑問文の答え)
「彼はそこに行くの」「うん、たぶん」

[1-1-4]接続副詞は yes or no 疑問文の答えにならない。

[1-1-5] happily, yet のように、二つ以上の種類にまたがるものがある。

/Happily/Luckily/Fortunately/, he did not die.(文副詞)
幸運にも彼は死ななかった。

He did not die /happily/×fortunately/×luckily/.(普通副詞)
彼は幸せな死に方をしなかった。

I haven't seen him yet.(普通副詞)
私はまだ彼に会ったことがない。

He was poor, yet cheerful.(接続副詞)
彼は貧乏だが陽気だ。

[1-2]副詞の非定型的な機能

[1-2-1]動詞、前置詞の目的語になり、名詞の機能をする副詞がある。時と場所の副詞。now, then, here, there など。

He left there yesterday.(動詞の目的語)
彼はそこを昨日、発った。

I have lived here since then.(前置詞の目的語)
私はそのとき以来、ここに住んでいる。

[1-2-2]名詞句の後に置かれて形容詞の機能をする副詞がある。時と場所の副詞。

the school here(here が schoolを修飾する)
この地域の学校

the meeting yesterday(yesterday が meeting を修飾する)
昨日の会合

Meanwhile, the UN and south Korean armies continued the race north.(north が race を修飾する)
その間、国連軍と韓国軍は北への進軍を続けた。

[1-2-3]even, only, also, too のように、名詞句に限らずあらゆる句節の前後または中位に置かれて、それらを新情報の焦点とするものがある。それらを「焦点化の副詞」と呼べる。

Even a child can do this.(名詞に焦点)
子供でさえもこれができる。

She didn't do anything. She didn't even open letters.(動詞句に焦点)
彼女は何もしなかった。手紙を開けることさえしなかった。

She didn't open any letters. She didn't open even the letter.(名詞に焦点)
彼女は手紙を開けなかった。その手紙さえ開けなかった。

He only saw a lion. The others didn't see any lions.(代名詞に焦点)
彼だけがライオンを見た。他の人はライオンを見なかった。

He only saw a lion. He didn't experience any other things.(動詞句に焦点) 彼はライオンを見ただけだった。他の経験をしなかった。

He only saw a lion. He didn't see any other things.(名詞に焦点) 彼は一匹のライオンしか見なかった。他のものは見なかった。

All of them saw a lion. He also saw a lion.(代名詞に焦点)
彼らは皆、ライオンを見た。彼もライオンを見た。

He experienced a lot of things there. He also saw a lion.(動詞句に焦点)
彼はそこで多くのことを経験した。彼はライオンを見ることもした。

He saw a lot of things there. He also saw a lion.(名詞に焦点)
彼はそこで多くのものを見た。彼はライオンも見た。

[1-2-4]名詞句を目的語としてとる前置詞のような働きもする副詞がある。near。

It's a mercy the accident happened so near the hospital.
事故が病院のすぐ近くで起こってよかった。near。

near は、上の例文のように very, so に修飾される、nearer, nearest と比較変化する点で形容詞的、副詞的であり、目的語をとる点で前置詞的である。

[1-2-5]前置詞句を付加部としてとる形容詞のような働きもする副詞がある。differently from, independently /from/of/, etc.

His brain is constructed differently from those of the others.=
The construction of his brain is different from that of the others'.
彼の頭脳は他の人の頭脳とできが違う。

He lives independently from his parents.
彼は親から独立して生活している。

[1-2-5]本来は名詞だが、前置詞をとらず、副詞的機能もする語句

本来は名詞だが、副詞的機能もする語句がある。

yesterday, today, tomorrow, /this/that/last/next/ /day/month/hear/, home, this way, etc

[2]動詞を修飾する副詞

[2]分類

①様態
②場所・方向
③時
④頻度
⑤程度
⑥焦点化

[2-1]様態副詞の位置。

①目的語または補語が短いときは、文尾
②目的語または補語が長いときは中位
③他の修飾語が動詞を修飾するときはその修飾語の前も後も可能
④受動態では過去分詞の直前。副詞に修飾された副詞も。それ以外の副詞句は文尾
⑤話題化するとき文頭
⑥文副詞化して話者の評価を表すときは中位

He read the letter carefully.①
彼はその手紙を注意して読んだ。

He suddenly sold the car he had bought one year before.②
彼は一年前に買った車を突然、売った。

She carefully picked up all the bits of broken glass.②
彼女は壊れたガラスの破片をすべて注意深く拾った。

She was badly treated.④
彼女はひどい扱いを受けた。

He looked suspiciously at me.③=
He looked at me suspiciously.
彼は疑って私を見た。

John clumsily spilled the beans.⑥
不器用にもジョンはソラマメをこぼした。

[2-2]場所・方向の副詞の位置

①通常、文尾
②-1 話題化するとき文頭。 ②-2 here, there はしばしば文頭に来て、副詞+V+S(代名詞を除く)の倒置が生じる。代名詞では、副詞+S(代名詞)+V。

/Outside/In the nursery/, the children are playing happily.
/外では/子供部屋では/子供たちが楽しそうに遊んでいる。②-1

Here comes our bus!②-2
バスが来たぞ。

Here I am.②-2
ただいま。

[2-2-1]場所・方向の副詞が並置されるときの順番。一般から特殊へ。ただし、住所表示では逆。等位接続するときは近い方から遠い方へ。経路の中では通る順。

He is out in the garden.(一般から特殊へ)
彼は外の庭にいる。

We can wait for you here or in the car.(等位接続、近い順)
ここか車の中でお待ちできます。

They drove down the hill to the village.(通る順)
彼らは車でその丘を下り村へ行った。

[2-3]時の副詞の位置。

①文末
②話題化するとき文頭
③nowadays, presently, etc. は話題化されて文頭に来るのが普通。

We left London at ten o'clock.① At noon the plane landed at Rome Airport.②
私たちは10時にロンドンを発った。正午には飛行機がローマ空港に着陸した。

Nowadays gasoline costs a lot.
近頃、ガソリンが高い。

[2-3-1]場所・方向の副詞と時の副詞が並置されるときの順番。場所→時の順。

[2-3-2]時の副詞が並置されるときの順番。特殊から一般へ。一般だけを文頭にまわすことはできるが、特殊だけを文頭にまわすことはできない。

I'll meet you at three o'clock tomorrow.
At three o'clock tomorrow I'll meet you.
Tomorrow I'll meet you at three o'clock.
Tomorrow at three o'clock I'll meet you.(×)
At three o'clock I'll meet you tomorrow.(×)
明日、3時にお会いします。

[2-3-3] nowadays, presently は普通、文頭に置く。それはそれらが話題化しやすいからである。どの言語でもこの傾向がある。日本語でも、「最近、調子がいい」

Nowadays gasoline costs a lot.
最近はガソリンが高い。

[2-4]頻度の副詞の位置

位置を説明するための便宜的分類
(1)肯定的:always, regularly, usually, generally, often, frequently, sometimes, occasionally
(2)否定的:not, ever, never, rarely, seldom, hardly, scarcely (3)句:now and then, now and again, once a week,

①(1)(2)は助動詞がないときは、動詞の前、be動詞の後ろ、助動詞があるときは、一番目の助動詞の後(これを「中位」と呼べる)。
②(3)は文末。
③助動詞に強勢をおいて文を強調するとき、助動詞の前。
④話題化または新情報の焦点になるとき文頭に。(2)では倒置が生じる。

She is often late.①
彼女はよく遅刻する。

I can seldom find time for reading.①
私には読書の時間がほとんど見つからない。

We have never been invited to one of their parties.①
私たちは一度も彼らのパーティーに招かれたことがない。

"You should always be polite." "I always am (polite)."③
「君はいつも丁寧にするべきだ。」「僕はいつでも丁寧だよ。」

"Do you remember?" "No, I never can remember."③
「覚えていますか。」「いや、どうしても思い出せない。」

Occasionally I try to write poetry.④(話題化)
ときには私は詩作を試みる。

Again and again I've warned you not to arrive late.④(新情報の焦点)
何度も遅刻するなと言ったぞ。

When it comes to grading test papers, teachers often DON'T distinguish between right and wrong.③
答案用紙を採点する段になると、教師はしばしば正誤の区別がつかなくなる。

Never shall I forget your kindness.④(話題化、倒置あり)
ご親切は決して忘れません。

Very rarely do you find the ideal partner.④(新情報の焦点、倒置あり)
理想のパートナーが見つかることはめったにない。

[2-4-1]場所・方向、頻度、時の副詞が並置されるときの順番。場所・方向、頻度、時の順。

He gave lectures at the college three days a week last term.
彼は前学期、週3日、大学で講義をした。

[2-5]程度の副詞の位置

以下が可能である。

①文末
②中位
③目的語または補語が長いときは動詞とそれらの間
④二語以上から成る副詞句は文末
⑤句の中で very much については①②③④のすべてが可能
⑥kind of は修飾する語句の前。

He has completely ignored my request.②
彼は私の依頼を完全に無視した。

She will altogether reject such views.②
彼女はそのような見解を全然、受け入れないだろう。

I entirely agree with you.②
私はあなたに全く賛成です。

I kind of thought this would happen.⑥
私はこんなことが起こるという気がしていた。

Let's kind of look around.⑥
少しあたりを見回してみよう。

/They very much like her./They like her very much./①③⑤ 彼らは彼女のことがとても好きだ。

I admire very much what she did.③⑤
彼女のやったことをたいへん賞賛している.

[2-6]焦点化の副詞。唯一(only)、併存(also)、譲歩(even)、特別(chiefly, mainly,)、正確(exactly)、などの意味を添えて、修飾する語句が新情報の焦点であることを示す。名詞、代名詞も修飾できる。

[2-6-1]焦点化の副詞の位置。一般に、

①修飾する語句節の前
②中位におくと動詞句、文または節全体を含むあらゆる要素を修飾しうる。話し言葉では修飾する要素に強勢を置く。

Even Bob helped me.(主語を修飾)
ボブでさえ私を助けてくれた。
Bob helped even me.(目的語を修飾)
ボブは私さえも助けてくれた。
Bob even helped me.(中位、動詞句を修飾)
ボブは私を助けてくれることさえした。 BOB even helped me.(中位、主語に強勢)
ボブでさえ私を助けてくれた。
Bob even helped ME.(中位、目的語に強勢)
ボブは私さえも助けてくれた。

Even they could afford to buy cars.(代名詞、主語を修飾)
彼らさえが車を買うことができた。

He did it simply for the money.(副詞句を修飾)
彼がそれをしたのはカネのためだけだ。

He did it simply because he wanted to.(副詞節を修飾)
彼がそうしたのは、したかったから、それだけだ。

The accident happened just at this point.(副詞句を修飾)
その事故はちょうどここで起きた。

[2-6-1-1]only, also は上記の他に主語の後にも置かれうる。

/Only he/Also he/He only/He also/ phoned her today.(主語を修飾)
/今日、彼女に電話したのは彼だけだった。/今日、彼も彼女に電話した。/
He /only/also/ phoned her today.(動詞句または動詞を修飾)
/今日、彼がしたのは彼女に電話することだけだった。/今日、彼は彼女に電話することもした。/
He phoned /only/also/ her today.(目的語を修飾)
/今日、彼が電話したのは彼女だけだった。/今日、彼は彼女にも電話した。/

He phoned her /only/also/ today.(副詞を修飾)
/彼が彼女に電話したのは今日だけだった。/今日も彼は彼女に電話した。/

That is right /only/also/ because it is customary.(節を修飾)
/それは慣習だからという理由だけで正しい。/それは慣習だからという理由からも正しい。/

[2-6-1-3]alone, too, as well, else, in particular は修飾する語の後だけに置かれる。ただし、too は文末に置かれることがある。

Smith alone knows what happened.
スミスだけが何が起こったかを知っている。

I bought some apples as well.
私はリンゴも買った。
/I, too, have been to Rome/I have been to Rome, too/.
私もローマに行ったことがある。

[2-6-1-4] else は、疑問詞(which, when を除き、-ever で終わる語を含む)、 any-, every-, some-, no-で始まり-body, -one, -thing, -where で終わる語、all, much, little の後で用いる。しかも、単数形のそれらにのみ付く。複数形には other を用いる。例えば、×There were someone else. → /There was someone else./There were some other people./

Let's go somewhere else.
どこかほかへ行こう。

Is anyone else coming?
ほかにだれか来るのですか。

What else did she say?
彼女は他に何を言いましたか。

[2-6-1-5]否定文における also, too の位置

否定語より前なら両者ともに使える。 We /also/, too,/ didn't read it.=
We didn't read it, either.
わたしたちもそれを読まなかった。

He didn't read it, (/and/but/) /nor/neither/ did she.
彼はそれを読まなかった。彼女もだ。

それに対して、

He read it, (and) so did she.

[3]形容詞、副詞を修飾する副詞

[3]形容詞、副詞を修飾する副詞は修飾する形容詞、副詞が表す属性の程度を表し、enough を除いて、それらの前に来る。

This steak is very badly cooked.
このステーキは調理法が非常に悪い。

He was madly in love with her.
彼は彼女に激しく恋をしていた。

He was driving dangerously fast.
彼は危険なほどの速さで運転していた。

[3-1]enoughの

以下の三品詞がある。

①形容詞
②副詞
③代名詞

[3-1-1]形容詞 enough の位置。修飾する名詞の前。形容詞的な無冠詞単数名詞を修飾するときはその後。

There isn't enough light to take a photograph.(名詞の前)
写真を撮るのに十分な光がない。

She was fool enough to borrow from him.(形容詞的な名詞の後)
彼女は愚かにも彼から金を借りた。

Some were fools enough to think the lumps were only brass.(形容詞的な名詞の後)
その塊が真鍮に過ぎないと思った馬鹿もいた。

[3-1-2]副詞 enough の位置。修飾する形容詞または副詞の後。

She was foolish enough to borrow from him.(修飾する形容詞の後)
彼女は愚かにも彼から金を借りた。
[3-1-3]代名詞

Enough has been said on this subject.
この問題については十分なことを語った。

I've had enough of your nonsense.
君のたわごとはもうたくさんだ。

[4]文全体を修飾する副詞(文副詞)

[4-1]文副詞の特徴

①否定の副詞の影響を受けない。
②焦点化の副詞の影響を受けない。
③複文に書き換えるとき文副詞は主節に、否定の副詞、焦点化の副詞は従属節に収まる。

Obviously, she is not lying.①③⇒
It is obvious that she is not lying.
明らかに彼女は嘘をついていない。

Obviously, even she is lying.②③⇒
It is obvious that even she is lying.
明らかに彼女さえも嘘をついている。
[4-1]文全体を修飾する副詞(文副詞)の分類

①領域副詞(文の内容が当てはまる学問的領域を表す)
②法副詞(文の内容に対する話し手の確信度を表す)
③評価副詞(文の内容に対する話し手の評価を表す)
④発話様式副詞(文を述べる方法を表す)
⑤主語副詞(主語の心的態度を表すとともに動詞句または動詞を修飾する)

一般に、文頭に来て、その後にコンマを打つ。

[4-1]領域副詞。文の内容が当てはまる学問的、分化的、社会的、地理的…などの領域を表す。位置は文頭である。句、節が領域副詞の役割をすることがある。

Politically, the country is always turbulent.
政治的にその国はいつも混乱している。

Economically, the country is in sharp decline.
経済的にその国は急激に衰退している。

Officially, I can't discuss the matter.
公には、私はその問題を論じることができない。

Privately, I agree with you.
個人的には、私はあなたに賛成です。

As far as the law is concerned, what he did is not a crime.
法律に関する限り、彼がしたことは罪ではない。

In this country giving bribes to secure foreign contract is permitted.
この国では、外国の契約を確保するために贈賄することは許される。

[4-1-1]接尾語-wiseの機能。名詞を動詞を修飾する様態副詞、文を修飾する領域副詞に変える。

Weatherwise, we are going to have a bad time this winter.(文を修飾する領域副詞)
天候については今年の冬は過ごしにくくなりそうだ。

We circled clockwise.(動詞を修飾する様態副詞)
私たちは時計回りに回った.

[4-2]法副詞。文の内容に対する話し手の確信度を表す。位置は通常、中位。ときに文頭。maybe, perhapsは文頭。

Maybe she is in love.
もしかすると、彼女は恋しているのかもしれない。

He obviously lived a life of luxury.
彼は明らかに贅沢な生活をした。

It will probably rain this evening.
たぶんこんばんは雨だろう。

[4-3]評価副詞。文の内容に対する話し手の評価を表す。位置は文頭。ときに中位。

[4-3-1]評価副詞は普通、It is 形容詞 that節 に書き換えられる。

Amazingly he escaped death by a hair's-breadth.→
It is amazing that he escaped ...
驚くべきことに彼は間一髪で死を免れた。

Curiously enough, I hadn't noticed his absence.→
It is curious that I hadn't ...
奇妙にも私は彼の欠席に気づいていなかった。

They are rightly served.(様態副詞のように見えて、評価副詞である)
彼らは当然の報いを受けたのだ。

[4-3-1-1]文の内容が主観的または感情的判断に基づくことを示す should が用いられるのは通常、that節の中か、反語的な疑問文の中でである。

I was surprised that he should feel/should have felt lonely when he was in California.
彼がカリフォルニアにいたとき寂しさを感じたなんて私は驚いた。

Why should I be questioned by the police?
なんで俺が警察に尋問されなければならないんだ。

[4-3-2] happily は様態副詞としても評価副詞としても機能する。それに対して、luckily, fortunately は評価副詞としてのみ機能する。叙述用法の形容詞 happy は人主語のみである。だから、It is happy that ... の書き換えは不可である。

/Happily/Luckily/Fortunately/, he did not die.→
It was /lucky/fortunate/×happy/〇a happy chance/ that he did not ...

He did not die /happily/×fortunately/×luckily/.
彼は幸せな死に方をしなかった。

[4-4]発話様式副詞。文を述べる方法を表す。位置は文頭。

Frankly (speaking)/To speak frankly, I'm tired.
率直に言って、疲れた。

Personally, I don't like her.
私個人としては彼女が好きでない。

His father showed me /personally/in person/ all over the farm.(これは主語副詞である)
彼の父自ら私を連れて農場をくまなく案内してくれた.

privately owned property(これは様態副詞である)
私有財産

Can I speak to you privately?(これは様態副詞である)
他に人のいないところでお話したいのですが。

[4-5-1]句、節が発話様式副詞として機能することがある。

/Frankly/Frankly speaking/To speak frankly/ I'm tired.
はっきり言って、私は疲れている。

/Strictly/Strictly speaking/ it's not a liberal right but a social right.
厳密に言って、それは自由権ではなく社会権だ。

If you must know, (I'll tell you) she left for London.
どうしても知りたいなら言っておくが、彼女はロンドンに行ってしまった。

[4-5]主語副詞は、主語の動詞が表す行動に対する心的態度を表すとともに動詞句を修飾する。主語副詞の位置は、主語の後=助動詞、動詞の前。主語副詞を新情報の焦点にするときは文頭に置き、後にコンマを付ける。句が主語副詞として機能することがある。

May foolishly forgot her passport.→
May was foolish enough to forget her passport.
メイは愚かにもパスポートを忘れた。

May behaved foolishly at the party.(これは様態副詞である。= in a foolish manner)
メイはパーティーで愚かな振る舞いをした。

John angrily tore up the letter.(主語副詞)
ジョンは怒って手紙を破った。

John deliberately misled us.(主語副詞)
ジョンは故意に私たちを欺いた。

She spoke sadly.(これは様態副詞である)
彼女は悲しそうに話した。

/He sadly roamed the streets/Sadly, he roamed the streets/.
悲しくて彼は通りをさまよい歩いた。(主語副詞)

Sadly, she is compelled to resign.(これは評価副詞である)
残念なことに彼女は辞職を迫られている。

/John clumsily spilled the beans/Clumsily, John spilled the beans/.
不器用にもジョンはソラマメをこぼした。(主語副詞)

On purpose, he broke the appointment.(主語副詞)
彼がその約束を破ったのは故意だった。

She made tea carefully.(これは様態副詞である)
彼女は注意深くお茶を煎れた。

She carefully made tea.(これは主語副詞である)
彼女は注意してお茶を煎れた。

[5]副詞の位置まとめ

[5-1]副詞の位置まとめ

①S②AUX③AUX④V⑤O⑥⑦⑧⑨

       以外不可    基本的    可能

①(文頭)   領域副詞
       発話様式副詞
               評価副詞
               法副詞のうち
               maybe, perhaps
                      それら以外の
                      法副詞
                      主語副詞
                      様態副詞
                      場所副詞
                      時間副詞
                      頻度副詞
                    (すべて新情報の焦点化) ②(主語の後)         主語副詞
③(中位)           法副詞
               頻度副詞
               焦点化副詞
               程度の副詞
                      評価副詞
                    (文頭を他にとられたとき)
                      様態副詞
                     (目的語が長いとき)
④受動態で過去分詞の前    様態副詞
⑤              程度の副詞               (目的語が長いとき) ⑥      領域副詞        発話様式副詞        very much 以外の        二語以上の副詞句                様態副詞
               程度の副詞
⑦              場所副詞
⑧              頻度副詞
               (二語以上の副詞句)
⑨              時間副詞

[5-2]複数の副詞が同じ位置を占めようとするときの規則。
(1)その位置以外が不可(2)その位置が基本的(3)その位置が可能(4)その位置が不可、を優先順位として、優先されないものは(2)→(3)に移動し、(4)には移動できない。

〇Frankly, John obviously left early.(frankly は 発話様式副詞で文頭以外は不可。Obviously は法副詞で中位が基本的、文頭が可能)
×Obviously, John frankly left early.
率直に言って、ジョンは明らかに早発ちしている。

They always treated us kindly.(always は頻度の副詞で中位が基本的位置、文頭も可能。kindly は様態の副詞で文末が基本的位置、中位、文頭も可能)
×They kindly treat us always.
彼らはいつも私たちを親切にもてなしてくれる。

[5-3]一般に文頭以外が基本的位置の副詞が文頭に来ると、新情報の焦点になる。

On purpose, he left his proposal vague.
彼は提案を曖昧にしたが、それは故意だった。

Slowly, carefully, he began dialing.
彼はダイアルを回し始めた。ゆっくりと注意深く。

[5-4]それに対して、文頭が基本的位置である領域副詞、評価副詞、発話様式副詞、法副詞のうちの maybe, perhaps が文頭にあっても新情報の焦点にならない。

[6]接続副詞

[6]他の文、節、句を修飾するとともに文と文、節と節、句と句を接続する接続副詞がある。

John loved beautiful, therefore, popular, Mary.(句を修飾し、句と句を接続する)
ジョンは美しい、だから人気のあるメアリーを愛した。

Mary was a beautiful girl. Therefore, John loved Mary.(文を修飾し、文と文を接続する)
メアリーは美しい少女だった。だから、ジョンはメアリーを愛した。

[6-1]接続詞と接続副詞の違い
①接続副詞は接続詞と共起できる。
②接続副詞は二つ以上が共起できる。
③接続副詞は接続詞と比較して文中での位置が自由である。

It's raining, (and) so you'd better take a taxi.①(等位接続詞 and と接続副詞 so が共起)
雨が降っているから、タクシーに乗ったほうがよい。

Mary isn't pretty, (/and/but/) yet people like her.①(等位接続詞 and, but と接続副詞 yet が共起)
メアリーは美人じゃないが、皆に好かれる。

But yet, even so, she has done well, all the same.①②③( but と yet の共起が①、yet と all the same の共起が②)
だが、そうだとしても、彼女はやはりうまくやった。

He didn't want to go; /however, he went/he went, however/.③
彼は行きたくなかったのに行った。

[6-1-1]従位接続詞の/though/although/と接続副詞のthoughの違い。although に副詞としての用法はない。thoughより堅く強意的。though には接続副詞としての用法もあり、位置が自由



/Though/Although/ he is poor, he is satisfied with his condition.
He is poor. He is satisfied with his condition, /though/×although/.
彼は貧しいが、自分の境遇に満足している。

[6-1-2]接続詞と接続副詞の連続の例

and yet, but yet, nor yet, and so, but then, or else, and beside, and nonetheless

His story is strange, and yet it is true.
彼の話は奇妙だが、本当だ。

It was late, and so I went home.
遅かったので家路についた。

[6-1-3]接続詞と接続副詞の呼応の例

Although ..., yet ....
If ..., then ....
While ..., ... meantime ....

Although he is poor, yet he is generous.
彼は貧しいが、気前が良い。

If oil is mixed with water, then it floats.
油は、水と混ぜると、浮く。

While I am out, you can meantime do the dishes.
私が外出している間、君は皿洗いができる。

[7]副詞節

[7]多くは接続詞の章で説明する。ここでは接続詞を用いない副詞節について説明する。副詞節の中には発話様式副詞に相当するものがあり、慣用句になっている。例をいくつか挙げる。

Stated bluntly, he had no chance of winning.
遠慮なく言うと、彼に勝つ見込みはない。

Mind you, this is just between you and me.
いいかい、ここだけの話だよ。

It belongs to me, you know.
それは僕のだね。

I can't help you, I'm afraid.
お役に立てず申し訳ありません。

上の文は、

I'm afraid (that) I can't help you.

の変形であり、I'm afraid が主節なのだが、慣用的にそれが副詞節のような働きをしている。下も同様である。

I regret to say that she is seriously injured.
遺憾ながら彼女は重傷を負っていると言わざるをえません。

[8]副詞各論

[8-1]very, muchの基本的用法

veryは形容詞、副詞を前から修飾する。much は基本的に動詞を後ろから修飾する。

前述のとおり、文中での much の位置は以下が可能である。

①文末
②中位
③目的語または補語が長いときは動詞とそれらの間

very much について、二語以上から成る副詞句の位置は文末が基本だが、very much に限って上記の①②③が可能である。

[8-1-1]肯定文においては much 単独ではなく、very much を用いる。

I don't like him (very) much.
私は彼があまり好きではない。

I like him /very much/×much/.
私は彼がとても好きだ。

[8-1-2] prefer, admire, appreciate, regret などのラテン系の動詞、比較の意を表す動詞、exceed, increase, improve, prefer は肯定文でも much を単独で動詞の前におくことができる。

We much appreciate your offer.
私たちはあなたの申し出にいたく感謝しています。

I much prefer this job to the last one.
私は前の仕事より今の仕事の方がずっと好きです。

[8-1-3] very, much が修飾する語

very は形容詞、副詞の原級、最上級、same を修飾する。最上級においては、the very 最上級の語順。same においては、the very same の語順。
much は形容詞、副詞の比較級、最上級、same を修飾する。ただし、much the 最上級、much the same の語順。the same に much が付くと「ほとんど同じ」とむしろ意味が弱くなる。

It was the very last thing I expected.
それは私が予想だにしないことだった。

There have been three accidents in this very same place.
まさにこの同じ場所で三つの事故があった。

They eat much the same thing for breakfast every day.
彼らは朝食にほとんど同じものを食べる。

[8-1-3例外]叙述用法のみの形容詞は much に修飾される。

She is much afraid of snakes.
彼女は蛇を非常に恐れている。

[8-1-3例外の例外1]ただし、fond は叙述用法のみだが、very が修飾する。

He is very fond of dogs.
彼は犬がとても好きだ。

[8-1-3例外の例外2]叙述用法のみの形容詞で very, much 以外が修飾するものがある。

The children are still wide awake.
子供たちはまだぱっちりと起きている。

The children were /fast/sound/ asleep.
子供たちはすやすや眠っていた。

[8-1-4] very, much と分詞。形容詞化した分詞は very が、そうでない分詞は(very) much が修飾する。

He's very much admired by his students.(形容詞化していない)
彼は学生にたいへん敬愛されている。

The children were very bored.(形容詞化している)
子供たちはひどく退屈していた。

[8-1-5] very, much は、the same の他にも likeなどの類似を表す語を修飾する。much the same では「だいたい」の意を表し類似の程度は小さくなる。the very same では類似の程度が大きくなる。very like, much like では類似の程度が大きくなる。

Her eyes are very (much) like yours.
彼女の目は君のにそっくりだ。

They eat much the same thing for breakfast every day.
彼らは毎日、朝食にほとんど同じものを食べる。

For the very same reason, separations of powers and the rule of law function very much the same way.
全く同一の理由により、権力分立制と法の支配は全く同じように機能する。

[8-1-6] too は、much に修飾される。

This is much too heavy.
それは非常に重すぎる。

[8-1-7]句は、much に修飾される。

Much to my surprise, she did it by herself.
たいへん驚いたことに、彼女はそれを一人でやった。

[8-1-8] different は、普通、very に修飾されるが、much に修飾されることがある。

Dog-sitting is not much different from babysitting.
犬を育てることは赤ん坊を育てることとあまり変わらない。

[8-2]justの一般的意味、用法 ①=exactly
②=only
③Just+命令形で口調を穏やかにする。

Just then the phone rang.①
ちょうどそのとき電話が鳴った。

It's just as I /feared/thought/expected/.①
まさに/恐れて/思って/予期して/いたとおりだった。

I am just starving.①
私は全く餓死しそうだ。

It was just a stupid mistake.②
それは間の抜けた間違いに過ぎなかった。

Just look at this picture.③
ちょっとこの絵を御覧なさい。

[8-2-1] only just で = scarcely 「ようやく」「やっと」

There was only just enough light to read by.
やっと本が読めるだけの光があった。

[8-3]時間を表す now, just, just now

now は現在形、現在進行形で現在を表す。
just は現在完了形または過去形で近い完了または近い過去を、未来形、進行形で近い未来を表す。
just now は過去形で近い過去を、現在形、現在進行形で現在を、未来形、進行形で近い未来を表す。

The bell is now ringing.(現在進行形)
ベルが今、鳴っている。

I have just finished my homework.(完了)
私は宿題をちょうど終わらせたところだ。

I just heard the news.(近い過去)
今そのニュースを聞いたばかりだ。

He is just coming now.(近い未来)
彼は今すぐに来る。

The water's just about to boil.(近い未来)
お湯はもうすぐに沸く。

Where are my glasses? I had them just now.(近い過去)
眼鏡はどこだ。ついさっきまでかけてたのに。

I am very busy just now. Can I call you back?(現在)
私は今ちょうど忙しいです。折り返し電話していいですか。

I'll do it just now.(近い未来)
今すぐにそれをします。

[8-4]already, yet, still

それらの時制、肯定文、否定文、疑問文での使用、文中での位置。

例外はあるが、基本的に、
already は、継続を表す時制、動詞の種類、態、つまり、完了形、進行形、状態動詞の現在形、過去形、動作を受けた結果としての状態を表す受動態)で、肯定文で用いられ、位置は中位。
yet は、同上の継続を表す時制、動詞の種類、態で、否定文と疑問文で用いられ、位置は末尾。
still は、完了形を除く継続を表す時制、動詞の種類、態で、肯定文、否定文、疑問文のいずれも可能で、位置は中位。否定文では完了形も可能で否定語の前に置く。

He has already finished the job.(完了形、中位)
彼は既にその仕事を終えている。

He is already dressed.(動作を受けた結果としての状態を表す受動態、中位)
彼はもう既に服を着ている。

He already knows about it.(状態動詞、中位)
彼はそれについてもう既に知っている。

He hasn't finish the job yet.(完了形、否定文、文末)
彼はまだその仕事を終えていない。

Mary still looks young.(状態動詞、中位)
メアリーはまだ若く見える。

Ann is still dancing.(進行形、中位)
アンはまだ踊っている。

Oh, hell, it's still raining.(進行形、中位)
ちくしょう。まだ、雨が降っている。

I still haven't heard the story.(完了形、否定文、否定語の前)
私はまだその話を聞いていない。

[8-4例外1] already についての例外

[8-4例外1-1] already は、文末に置くと強調になる。

I know that already.
わたしはそれを既に知っている。

[8-4例外1-2] already は疑問の内容を真として前提して驚きや思う通りの答えを期待するときに疑問文でも用いる。

She hasn't gone already, has she?(思う通の答えを期待)
彼女はまだ行ってしまってないだろうな。

Have you read this book yet?(単なる疑問文では yet を用いる)
この本をもう読みましたか。

Have you already read this book?(驚き)
この本をもう読んだの。

Have you had your lunch already?(驚き)
もう昼食を済ませてしまったの。

Have you stopped loving me already?(驚き)
もう私を愛するのをやめたの。

[8-4例外1-3]否定文でも驚きを表す時は already を用いることができる。

I am surprised that Lord St. Simon has not already arrived.
セント・サイモン卿がまだ到着していないことに私は驚いている。

[8-4例外1-4]already は肯定、否定の条件節で用いられる。それに 対して、yet は否定の条件節だけで用いられる。

If he has seen it already, tell me so.
彼が既にそれを見ているなら、私に言ってください。

If he hasn't seen it /already/yet/, tell me so.
彼がまだそれを見ていないなら、私に言ってください。

As if I didn't know that already!
まるで私がそのことをまだ知らないかのように言うじゃないか。

[8-4例外2] yet についての例外

[8-4例外2-1]yet は「まだ」という意味では肯定文でも用いることがある。

There is plenty of time yet.
時間はたっぷりある。

[8-4例外2-2] yet は否定の疑問文でいらだちを表す。

Haven't you seen him yet.
まだ彼に会ってないのか。

[8-4例外3] still についての例外

[8-4例外3-1] still は、動作非完結動詞の現在形、過去形で習慣の意で用いられることがある。

John still writes with his left hand.
ジョンはまだ左手で書く。

[8-5]ago, before。

- ago は発話時だけを基準時として過去形だけで用いられる。
- before は過去または発話時を基準時として過去完了形または過去形で用いられる。ago は単独で用いることができない。before は単独で用いることができ、そのときは、発話時を基準時としても過去を基準時としても用いられ、過去形、現在完了形、過去完了形で用いられる。

You told me that three days ago.(現在が基準時、過去形)
その話は三日前にしてくれたよ。

Last spring, I left the firm that I had joined twenty years before.(過去が基準時、過去完了形)
昨年の春、私は20年前に入社した会社を辞めた。

Why didn't you tell me this before?(単独、現在が基準時、過去形)
どうして前にこのことを話してくれなかったんだい。

I've seen you somewhere before.(単独、現在が基準時、現在完了形)
以前どこかであなたに出会ったことがある。

Yesterday I encountered a man who I had seen before.(単独、過去が基準時、過去完了形)
私は昨日、以前に会ったことがある男と出くわした。

[8-5-1]long ago は発話時まで含む時間帯を指しえ、現在時制、現在完了形でも用いることができる。= long since

I have long ago perceived that you are a trifle lame.
君が少し足が不自由なのはずっと前から知っている。

[8-6]once

文頭または中位のときは「かつて」という意味を、文尾のときは「一度」という意味をもつことが多い。

I once knew him, but we are no longer friends.
彼とはかつて知り合いだったが、もう友人ではない。

I have seen him only once.
彼とは一度しか会ったことがない。

[8-7]recently, lately

ともに現在を含む時間帯を指しえ、あらゆる時制で用いられる。

Life isn't treating you very kindly /lately/recently/.
最近、君はあまりうまくいっていないね。

The colonel died quite /lately/recently/.
大佐はつい最近、亡くなった。

I haven't seen them /lately/recently/.
私は最近、彼らに会っていない。

[8-8] 副詞 since の意味・用法

①副詞として ever since の形で完了時制で末尾で、「以来ずっと」変化がないことを表す。
②副詞として long since の形で完了時制で中位で、= long ago、「ずっと昔」から変化がないことを示す。
③副詞として完了時制中位で、その後に変化があったことを表す。

He caught cold last week and has been in bed (ever) since.①
彼は先週かぜをひき, それ以来ずっと寝込んでいる。

I've long since forgotten any Latin I ever learned.②
私は習ったラテン語をとうの昔にすっかり忘れた。

He lost his job five years ago, but has since found other work.③
彼は五年前に失業したが、その後、別の仕事を見つけた。

[8-9] ever, never の基本的意味用法

① ever は現在形で疑問文または否定文で過去、現在、未来のかなり広がりのある時間にあるかないかを問うまたはないことを表す。
② never は現在形を否定文にして過去、現在、未来のかなり広がりのある時間にないことを表す。
③ ever は完了形または過去形で疑問文または否定文で過去から現在までに経験があるかないかを問うまたは経験がないことを表す。
④ never は完了形または過去形を否定文にして過去から現在までに経験がないことを表す。

Tell him never to go out alone.②
決してひとりで外へ出ないように彼に言いなさい。

Did you ever see a koala while you were in Australia?③
オーストラリアにいる間、コアラを見たことがありますか。

[8-9-1]ever, never のその他の意味・用法

[8-9-1-1]格言的過去。過去にそうであったから現在もそうであるとことを暗示する。否定では never になる。

Men were deceiver ever.
男はいつも騙すものだ。

Faint heart never won fair lady.
気弱な男が美女を得たためしはない。

[8-9-1-2] ever は条件節で用いられ、「いつでも」を意味する。否定では never になる。

Do see me if you are ever in Tokyo.
東京にいるときはいつでも、私に会いに来てください。

[8-9-1-3]比較文の中で「今までに」を意味する。否定では never になる。

It was the most beautiful sunset that I //have/had/ ever seen// ever saw/.
それは今まで見た中で最も美しい夕日だった。

発話時も含めたい場合は have が用いられる。

He is as clever (a person) as ever lived.
彼は今までの誰にも劣らず賢い。

He worked as hard as ever.
彼は相変わらず懸命に働いた。

[8-10]quite

[8-10-1]①程度をもたない形容詞、副詞、動詞を修飾すると「全く」を意味する。②not quite は程度をもたない形容詞、副詞、動詞と用いられ、「完全に~なわけではない」= not completely, not exactly。程度をもつ形容詞を修飾すると、③程度をもつ形容詞を修飾するときは、米では=very、④英ではまあまあ。⑤形容詞が名詞を修飾するときは、/quite+a/a+quite/+形容詞+名詞の順。quite a の語順のほうが好まれる。

You are quite wrong.①
君は全く間違えている。

I quite understand.①
よく分かりました。

I don't quite agree.②
完全に賛成とはいきません。

He is /quite an unusual/a quite unusual/ man.③⑤
彼はとても変わった男だ。

It is quite good, but it could be better.④
それはまあまあだが、もっとよくなるはずだ。

[8-11] fairly の意味用法

①good, nice, wellなどの良い意味をもつ形容詞、副詞を修飾して、その意味を弱める。
②fast, slow, hot, coldなどの善悪について中立的な語を修飾して、その意味を良い意味で強め、是認を表す。それに対して、rather は悪い意味で強め不満を表すことがある。
③bad, badlyのような悪い意味をもつ形容詞、副詞と用いることはできない。

This is a fairly good dictionary.①
これはまあまあの辞書だ。(大変良いとは言えない。)

This soup is fairly hot.②
このスープは熱いてよい。

This soup is rather hot.
このスープは熱くて困る。

I did /rather/×fairly/ badly in my exam.③
私は試験のできがかなり悪かった。

[8-12] rather の意味用法

①通常、悪い意味をもつ形容詞、副詞、動詞を修飾し意味を強める。
②善悪について中立的な形容詞、副詞、動詞を修飾すると、その意味を悪い意味で強め、不満を表す。
③良い意味をもつ形容詞、副詞、動詞を修飾すると、意味を強める。
④ alike, like, similar, different, 比較級の前に置いたときは、a littleの意味になる。

He is fairly clever, but she is rather stupid.①
彼はまあまあ賢いが、彼女はかなり愚かだ。

It's rather cold.②
かなり寒くて困った。

I rather like Tom.③
私はトムがとても好きだ。

I feel rather better today.④
今日は少し気分がいい。

[8-13]副詞の pretty は意味的に very と等しいが、肯定文で用い、疑問文では肯定の答えを期待する。

"Is he pretty smart?" "Of course."
「彼はずいぶん頭がいいだろうね」「もちろんさ」

[8-14] only, simply, merely, just

only分かり易く質素にexactly
only
simply
merely
just

It's /only/simply/merely/just/ a cold.(only)
ただの風邪だ。

Try to express yourself more simply.(分かり易く)
もっとわかりやすく自分の考えを述べるようにしなさい

She is simply dressed today.(質素に)
彼女は今日は質素な着こなしをしている。

The post office is just down there.(exactly)
郵便局はすぐ先です。

[8-15]副詞の same。形容詞の same と同様に the は省略されることがある。

Animals feel pain /(the) same as we do/in (the) same way as we do/.
動物は私たちと同じように痛みを感じる。

I watched at the gate, same as you advised, Mr. Holmes.
あなたの助言の通り門を見張っていました。ホームズさん。

[8-16]there, here

①be動詞とともに無内容の存在を示す there。There be S という特殊な文型を構成する。
②「そこに」「ここに」という意味の here, there

There is nothing here.(There は①、here は②)
ここには何もない。

There is nothing there.(一番目の There は①、二番目の there は②)
そこには何もない。

[8-16-1]here だけの文でも、疑問文に変えると ①の there が出現することがある。

Here is a key.→ /Is there a key here/Is a key here/?
そこに鍵がありますか。

[8-16-2]there be S 分詞 の形をとることがある。
There is a car coming up the hill.
丘を車が登ってくる。

There was no grass growing in the garden.
庭には草は生えていなかった。

[8-16-3]②の there, here が文頭に来ることがある。主語が代名詞を除く名詞の時は動詞→主語の倒置が生じる。

There goes another hope of winning.(倒置)
また勝つ見込みがなくなった。

Here comes our bus.(倒置)
バスが来たぞ。

Here I am.(代名詞では倒置は生じない)
ただいま。

[8-17] almost と nearly

ほぼ同意同用法だが、nearlyは any と否定を表す代名詞の前では用いない。否定形の動詞の前では両方用いることができる。

/Almost/×nearly/ no one believed his prophecy.
ほとんど誰も彼の予言を信じなかった。

He /almost/nearly/ didn't keep his word.
彼はほとんどいつも約束を守らない。

[8-18]kind ofの副詞的意味用法。「一種の」「~のような」。修飾する語の前に置く。

I kind of thought this would happen.
こんなことになるだろうと薄々思っていた。

[8-19]副詞的に用いられる分詞

/boiling/burning/baking/scorching/ hot
うだるように暑い

perishing cold
凍てつくほどに寒い

sopping wet
びしょ濡れだ

一歩先を行く英文法トップページ   COPYRIGHT(C)2000 OUR-EXISTENCE.NET ALL RIGHTS RESERVED